全体を見て、一部を見る
こんにちは。高橋です。
組織の中にいて思うことについて。
その昔、18〜19歳の頃
美大受験で予備校に通っていた頃 (うーん懐かしい)
実技(デッサン、平面構成、立体)をひたすらやるんだけど、
6時間とか描いたあと、全体で講評の時間があった。
講師達からアドバイスをもらうのだが、
ある日
石膏や静物デッサン(『物』のデッサン)を描いた時
講評で
『1つ1つの物やパーツは描けている
だけど、絵全体で見た時に1つになっていない』
『卒はないけど、ウリもない』
的なことを言われた。(なんか、ガーーーン)
当時はあまりピンと来てなくて、描けてるなら描けてんじゃん!!って思ったのだが、
逆に今の方がよくわかる。
『全体から見た、部分の強さ、部分の見え方』
『全体は部分の集合体だけど、部分の集合が全体ではない』
(余計ややこしくなった気がww)
昨日の話(見てるものと見えてるもの)にも通ずるものがあるけど、
見たいモノを見ている時って、それ以外のモノって見えていない
もしくはぼやけている、ピントが合っていない状態
なので、デッサンも同じで、描いている人がどこを見て描いているのかを表現するのに
描いている最中の部分をクローズアップして描いていると、
『初めの見えているモノ』が『描いている最中に見えているモノ』
になってくるのだ(>_<)
文章で書くのむずいなぁwww
『「絵」は「写真」ではない』
ともよく言われたな。
今なら「なるほど!」だ。
写真でも今は性能がいいので、わかりやすいかもしれない。
『ピントを合わせたところ以外は少しぼやけている』
ような感じ!
それを絵で表した感じ!
兎にも角にも、何が言いたいかって
『組織』や『チーム』も同じだなと思う。
合成の誤謬(ごうせいのごびゆう)というのだろうかwww